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パッケージ型触媒燃焼式排ガス処理・脱臭装置NMDシリーズ(屋内設置・屋外設置)

触媒燃焼式排ガス処理・脱臭装置のNMDシリーズは、ご好評いただいておりますパッケージ型脱臭装置MDシリーズをより使いやすく、より高性能に、よりコンパクトに進化させた小型パッケージ型脱臭装置の決定版です。
処理風量3m3/minがW1500×D890×H1770という省スペース設計。研究室や工場の排気対策等に最適です。貴金属触媒による低温燃焼で臭気ガスや低濃度の有機溶剤ガスを低温で効率よく脱臭、浄化します。

触媒燃焼式脱臭装置MD型

脱臭装置NMDシリーズの特長

・プレート式熱交換器の採用による省エネ設計でユーティリティは電気のみ
・屋外設置に対応
・風量調節用ファンインバーター、制御用タッチパネルを標準装備
・ガスを押込み供給。常に安定した処理風量を維持できます
・異常時にはパネル面表示、ブザー警告で知らせます。外部出力端子付き
・USBポートにて温度履歴、異常履歴データの取出し(CSV)が可能です
・NMD-3はキャスタにより移動が可能です(屋内型のみ)

脱臭装置フロー図
制御用タッチパネル表示例
浄化性能代表値

主要仕様表

NMD型 型式 NMD-3 NMD-6 NMD-12 NMD-20
処理風量 m3/min(20℃) 1.5~3 3~6 6~12 10~20
装置サイズ
(mm)
W 1500 1650 1700 3200
D 890 1050 1350 1380
H 1770 1850 1870 2230
ヒーター容量 10kW 20kW 40kW 66kW
ファン動力 0.4kW 0.75kW 1.5kW 3.7kW
準備(昇温)時間20→300℃ 60min以内 60min以内 60min以内 60min以内
電源A(AC200V 3相 50/60Hz) 50 75 150 225
重量 約400kg 約600kg 約900kg 約2000kg

※仕様詳細はお問い合わせ・ご相談ください。
被毒物含有ガス(ハロゲン化合物、硫黄化合物、リン化合物、有機シリコン、重金属化合物等)、酸性ガス、粉塵、ミスト等、高温ガス等の場合は、弊社営業部までご相談ください。

触媒燃焼式の特長

排ガス処理、脱臭の方法には燃焼法、吸着法、洗浄法、プラズマ法など、様々な方法があります。中でも燃焼法は
運転が比較的容易で安定的な除害、脱臭の性能を発揮します。
一般的な燃焼法は「直接燃焼式」といわれ、処理ガスを700℃~800℃の高温に加熱しながら 一定時間の滞留(0.1秒~1秒以上)することで酸化分解反応を起こし処理ガスを分解、脱臭します。 この点、当社が採用する「触媒燃焼式」は、貴金属触媒を使用し処理ガスを300℃~350℃で、 触媒に0.06秒~0.09秒程度接触させることで直接燃焼方式と同じ効果を得ることができます。 ガスへの加熱が少なくて済むことや、滞留時間が短いため装置が小型化できることなどから 狭いスペースへの設置が可能で、ランニングコストが低減されるのが特長です。 NMDシリーズは「触媒燃焼式」を利用した装置で、高効率、省スペース、低ランニングコストを実現しました。

実証テスト機をご活用下さい。

脱臭効果を確認いただくための実証テスト機を用意しました。

有機溶剤系のガス(VOC)や生物化学臭等の酸化浄化可能な悪臭成分には多くの種類があります。成分によって酸化浄化できる温度が違っていますので複数の成分が混ざっている場合などでは、触媒で浄化できる温度を確認する必要があります。また99%浄化しても臭いが残ることがあります。

  • ○ 触媒燃焼方式で浄化できるのか?
  • ○ 臭いは残らないか?
  • ○ ランニングコスト(電力)は?

等の懸念事項を実証テストで解消することで、安心して触媒燃焼式脱臭装置を導入いただけます。
お客様が困っておられる排ガスや臭いの状況をお聞かせいただき、事前に打合せの上実証テストの方法や
スケジュール等を決めて進めます。
(悪臭成分や発生状況等から判断し、お断りさせていただく場合もございます。)

実証テスト機の概要
名称 触媒燃焼式脱臭装置実証テスト機
処理風量(m3/min(20℃)) 2
ヒーター容量 8kW
ファン動力 0.4kW
電源(AC200V 3相 50/60Hz) 40A
重量 約400kg

実証テスト機の概要 表実証テスト機の概要 裏

ご要望により旧モデルも製作いたします

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