EOG処理効率99.9%以上-PRTR法、各都道府県条例に対応
「PurEo」は、EOG(酸化エチレンガス/エチレンオキシド)滅菌器から
排出される酸化エチレンガスを安全に処理し排出する装置です。
EOG(酸化エチレンガス/エチレンオキシド)滅菌は医療現場、産業界等で広く
用いられている殺菌方法の1つです。
酸化エチレンガスは、すぐれた滅菌力を持つ反面、強い毒性、発ガン性、爆発性等を有するガス
であるため、環境に排出されると人の健康や環境に悪影響を及ぼします。しかし、従来は滅菌で
使用後の酸化エチレンガスはそのまま大気もしくは排水に排出されるケースが大半でした。
近年、日本においても地方自治体条例等により、排出濃度規制や処理装置の設置等が義務付け
られてきております。
各種EOG滅菌器、エアレーター排気処理にも対応可能。
水封ポンプ式滅菌器の排気を安全に燃焼分解処理できるのは「PurEo」です。
平成16年度環境省実証試験パターンAテスト受験済み
安全性と操作性を重視し低ランニングコストを実現しました。
ドライポンプ使用の減菌器の場合CD型のみで処理が可能。
対応減菌器は100L~1500Lの各ラインナップ。
内臓メモリーに機器の運転状態を記録、
条例の定める記録の管理をサポートします。
・酸化エチレンガス処理専用触媒の採用により、低温(150℃)での処理が可能。熱交換器を内蔵し、ランニングコストの低減、
排気温度の低下を実現しました。
・エアレーターからの排気処理も可能です。
・滅菌器やエアレーターとの通信により自動運転ができます。遠隔制御盤の設置も可能です。(オプション)
・操作盤にカラー液晶タッチパネルを採用。また、内蔵メモリーに機器の運転状態を記録することができます。
・各種監視装置により運転状態を常時監視。運転異常、周辺環境の悪化の場合、自動的に装置を安全に停止します。
酸化エチレンガス処理装置仕様(対応滅菌器サイズ200L~1500L)
CD型基本仕様 ※ドライ真空ポンプ式滅菌器専用
型式 | CD-007 | CD-015 |
---|---|---|
最大EOG処理量 | 7.4g/min | 15.0g/min |
寸法 W×D×Hmm | 750×650×1380 | 1100×760×1875 |
電源(200V3φ) | 20A | 30A |
排気 | ダクト経100A | |
重量 | 240kg | 400kg |
CD型専用の濃度緩衝装置。
水封式真空ポンプを用いた減菌装置に対応。
CB型の設置により、ドライ真空ポンプへの改造が
不要になります。
・酸化エチレンガスを水に溶解させ、曝気により安全な濃度のガスを
CD型に送る濃度緩衝装置です。(国際特許取得済み)
・滅菌器、処理装置間の水を循環させることにより、水使用量を削減します。
・燃焼前に水が介在することで滅菌器への逆火懸念をなくします。
酸化エチレンガス処理装置仕様(対応滅菌器サイズ200L~1500L)
CB型基本仕様 ※水封式真空ポンプを用いた滅菌器対応型
型式 | CB-200 | CB-500 | CB-1000 | CB-2000 |
---|---|---|---|---|
寸法 W×D×Hmm | 800×900×1380 | 800×900×1700 | 1100×900×1700 | 1100×900×1750 |
電源(200V3φ) | 30A | |||
市水 | 圧力2kg/cm2 | |||
重量kg(運転時) | 300(345) | 320(420) | 380(580) | 400(700) |
冷却方式 | 屋外チラーユニット(600×600×600) | 屋外冷凍機(700×350×600) |