電池材料、セラミック材料、カーボン、樹脂材料などのように高品質化が求められる原材料では、 加熱温度履歴や雰囲気条件、キープ時間などに高い精度と均一化が必要です。多量の粉粒状物質を乾燥、熱処理するには、静置型の熱処理方式やバッチ方式に比べ、連続供給排出が可能なロータリーキルンが最適です。
ロータリーキルン(SGVシリーズ)は、 【ラセン溝】(レトルト内壁に固定した案内羽根によって形成) に沿って原料を移動させる当社独自の方式により、連続式で高精度な温度履歴 の均一加熱処理を実現しました。原材料特性を考慮した最適熱処理のためのレトルト材質選定や温度・時間・雰囲気制御、 供給/排出の自動化などのご要望にお応えし、コンパクトな装置を提供します。